日本と韓国、合計特殊出生率が高いのはどちら? 200人に取ったアンケートに納得

少子高齢化が進み、年々子どもが減っているイメージがある日本ですが、お隣・韓国と比べてどちらが合計特殊出生率が高いかご存じでしょうか。

今回アンケートを取ったところ、日本人の約4割が知らないという事実が判明しました。

記事後半では、日本と韓国のGDPや経済について紹介します。

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日本と韓国の合計特殊出生率についてアンケート

日本と韓国の合計特殊出生率について

LIMO編集部が全国の10代〜60代の男女200名を対象に、「日本と韓国、合計特殊出生率が高いのはどちらの国でしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の63%が「日本」と回答。

「韓国」と回答したのは、全体の37%になりました。

どちらも少子高齢化が進む国ですが、合計特殊出生率はどうなっているのでしょうか。

日本と韓国、合計特殊出生率を比較してみると

日本と韓国の合計特殊出生率

日本の合計特殊出生率は1.33、一方の韓国は0.84なので日本の方が高くなっています。

年齢別の出生率でも、すべての年代で日本の方が高くなっています。日本も韓国も、20歳代後半から30歳代後半までの間に出産をすることが多いようです。

日本と韓国だけでなく、他の国の合計特殊出生率はどうなっているのでしょうか。

先進国の合計特殊出生率を見てみると

世界の合計特殊出生率

G7を中心とする先進国の合計特殊出生率を比較すると、日本や韓国は他の各国よりも低い結果に。

1位フランスは人口を維持できる水準とされる2.07にやや届かない結果に。次いで2位はアメリカ合衆国、3位イギリス、4位ドイツ、5位日本、6位韓国となっています。

先進国は多くの国で合計特殊出生率の低下に悩んでおり、対策が進められています。他の国よりも少子高齢化に悩まされている、日本や韓国の対策に注目が集まります。

日本と韓国のGDPを比較

ここで、日本と韓国のGDPを比較してみましょう。

日本のGDPは約562兆円(2022年)に対して、韓国は約250兆円(2022年)で、日本の方が倍以上高い数値となっています。

しかし、1人当たりのGDPで見てみると、日本3万3854ドル(約477万円)、韓国3万2418ドル(約457万円)と大きな差がないことが分かります。

日本と韓国の到着旅行客数を比較

最後に両国の到着旅行客数について紹介します。

日本の到着旅行客数は約3188万人(2019年)。一方の韓国は約1750万人(2019年)で、日本の方が約1438万人多いことになりました。

日本がインバウンド需要の高い国であることがわかりますね。

いかがでしょうか。今回は、日本と韓国について比較しました。

調査概要

  • 調査日:2024年3月6日
  • 調査人数:200人(全国の10~60代)

参考資料

  • 総務省統計局『世界の統計2023』
  • クロス・マーケティング QiQUMO

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