大迫傑がボストンマラソンで2時間11分44秒で13位 パリ五輪シミュレーション

大迫傑

ボストンマラソン(15日、ボストン)でパリ五輪男子マラソン代表の大迫傑(32=ナイキ)は2時間11分44秒で13位だった。海外を拠点に練習をしている大迫は初マラソンだった2017年大会は3位で、今大会が7年ぶりの出場だった。森井勇磨(33=京都陸協)が2時間9分59秒で、日本勢最上位の8位に入った。シサイ・レマ(エチオピア)が2時間6分17秒で初優勝。女子はヘレン・オビリ(ケニア)が2時間22分37秒で2連覇を果たした。

大迫は大会前に自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し「パリ(五輪)のことを考えると、アップダウンがあってちょっとタイプも違うかもしれないですけど、他のコースに比べると(五輪への)シミュレーションになる」とし、約3か月後に五輪が迫っていることに「間の短さは考えずにやっています」などと話していた。

また13日には自身のインスタグラムを更新し、2022年秋から続くGMOインターネットグループとの契約が満了になるという。「GMOのプレイングディレクター、スポンサー契約において8月31日に契約満了となる為、GMOパッチを付けてのマラソンはラストランになります!」と報告していた。

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