エンゼルス逆転勝ちで5割復帰 1点差の8回表トラウト逆転2ラン

【エンゼルス7-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

日本時間4月16日、エンゼルスは敵地トロピカーナ・フィールドでレイズとの4連戦がスタート。その初戦は5回裏に1点を先制されたものの、8回表にマイク・トラウトの7号逆転2ランなどで一挙5点を奪い、最終的には7対3で逆転勝ちを収めた。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは5イニングを4安打1失点に抑え、3番手のルイス・ガルシアが今季初勝利(0敗)をマーク。レイズは3番手のフィル・メイトンが1回5安打5失点の乱調で今季初黒星(0勝)を喫した。

5回裏一死満塁からハロルド・ラミレスのピッチャーゴロの間に1点を先制され、レイズ先発のザック・エフリンの前に7回途中まで無得点に封じられていたエンゼルスだが、試合終盤に打線が機能した。8回表一死からアンソニー・レンドンがヒットで出塁すると、続くトラウトの7号2ランで逆転に成功。さらに二死満塁とチャンスを広げ、マット・サイスが走者一掃のタイムリー二塁打を放った。8回裏にラミレスの1号2ランで2点差に迫られたが、9回表はレンドンが二塁打でチャンスメイクし、テイラー・ウォードの6号2ランでダメ押し。3カード連続の負け越しで借金1となっていたが、鮮やかな逆転勝ちで4連戦の初戦を制し、勝率を5割に戻した。

開幕から21打数連続ノーヒットと最悪のスタートになったレンドンは、それ以降36打数15安打(打率.417)と一気に調子を上げ、シーズントータルの成績も打率.263、出塁率.317、OPS.633まで上昇している。内野守備指導の名人として知られるロン・ワシントン新監督のもとで、内野の守備ドリルに毎日早くから参加するなど、完全復活に意欲を見せるレンドン。過去3年はまともに稼働できず、多くの批判を浴びたが、7年契約の5年目を迎えた今季こそ本領発揮が期待される。

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