柏崎刈羽原発7号機 「燃料装荷」を公開 872本の核燃料を原子炉へ 東京電力「課題があれば立ち止まる」【新潟】

「燃料装荷」を公開

東京電力は、柏崎刈羽原発7号機の原子炉に燃料を入れる「燃料装荷」を15日から始めていて、その様子が公開されました。

東京電力によりますと15日、午後6時31分に一体目の燃料棒の装荷を完了したということです。柏崎刈羽原発7号機の燃料プールに保管されている872体の核燃料は、10日から2週間かけて原子炉に入れる予定です。

東電は、核燃料を入れたのち、制御棒が正常に作動するかや、非常用の冷却機能が作動するかなどを検査します。検査が終われば再稼働が可能な状態になりますが、地元自治体の同意などハードルが高く、具体的な再稼働の時期は見通せません。東電は、「作業を進める中で課題などが見つかれば立ち止まり必要な対策を講じるなどひとつひとつの工程を着実に進める」とコメントしています。

© 株式会社新潟テレビ21