「キレイな人」がやっている「ダイエットのモチベーションをあげる」3つのこと【トップアスリートの栄養指導を行う管理栄養士が解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

年をとってもキレイでいたいですよね。そのためにはどうしたらいいか? 管理栄養士の萩野祐子氏の著書『食べなきゃキレイになれません食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』によると、ポイントは食事で、とくにダイエット継続には、楽しく食事ができる工夫をするといいのだとか。それを本書から一部抜粋してご紹介します。

ダイエットの目標はつづける必要がなくなること

「ダイエットがつづくコツはありますか?」という質問を、これまで思い出せないほどたくさん受けてきました。キレイになりたいという意識をもっている人ほど、いろいろな情報を得て、さまざまな努力をしてこられたのだと思います。

そんな熱意にこたえるべく、私も真剣に向き合って食事指導をさせてもらっています。ただ、ひとつお伝えしたいのは、つらいと感じるダイエットをつづけることが目標ではない、ということです。私たちが目指すのは、ダイエットをつづける必要がなくなること。「楽しくコツコツ」の食事が、いつのまにか日常のルーティンとして身についていることなのです。

キレイな人たちは、そんなルーティンに対して、モチベーションを上げて臨むのが上手です。「楽しいから自然とつづく」→「つづけられるからどんどんキレイになる」というサイクルに自分を乗せられるような、ちょっとした工夫をしているのです。

次の3つは、おもにリセットプログラムを実践する際の工夫ですが、普段の食事にも活かせるのでここでご紹介します。

ダイエットが楽しくつづけられる3つの食事の工夫

TIPS1 写真を撮ってレコーディングする

毎日、何を食べたかをスマホのカメラで撮って記録します。誰かに送ったり、SNSにアップしたりしてリアクションがあることで楽しさは増幅します。

TIPS2 お気に入りの食器を使う

ご飯とお味噌汁とおかず、というシンプルな食事だからこそ、器やランチョンマット、箸置きなどをお気に入りのものにして楽しむのもおすすめです。毎日使う器が好きなものだと気分が上がります。

TIPS3 好きなおかずを食べる

お取り寄せしたりデパートでおかずを買ったりしている人もいます。好きなおかずがあると、毎日の食事がもっと楽しみになります。

「楽しくコツコツ」をいかに楽しむかがキレイになる秘訣とも言えるでしょう。

萩野 祐子

管理栄養士/血糖分析アドバイザー

ユイット合同会社代表

© 株式会社幻冬舎ゴールドオンライン