「見本となるよう行動したい」沖縄在住のベトナム人20人、国際通りなどを歩いてごみ拾い

 在沖縄県ベトナム人協会は7日、那覇市の国際通りなどでごみ拾いを実施した。同協会のメンバーやベトナムからの留学生、技能実習生ら約20人が参加。ベトナムの国旗をモチーフにしたTシャツを着た参加者たちは雨が降る中、傘を差して与儀公園を出発。国際通りを経由し波の上ビーチまで歩きながら、ペットボトルや缶、瓶など道端のごみを拾い集めた。

 同協会のグエン・ティ・フォン会長は「こういう活動を通して、環境を守っていきたい。これから沖縄では外国人が増えていくと思うけど、私たちが見本となるような行動をして後輩に引き継いでいきたい」と話した。(社会部・當銘悠)

ごみ拾いをしながら歩く在沖縄県ベトナム人協会のメンバーら=7日、那覇市・国際通り

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