ボクシングの世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（３１＝大橋）が挑戦者ルイス・ネリ（２９＝メキシコ）と行う防衛戦（５月６日、東京ドーム）が近づく中、〝悪童〟が改めてモンスター狩りに意欲を示した。
メキシコの専門メディア「ＩＺＱＵＩＥＲＤＡＺＯ」は「ネリが井上に警告」と題する記事を掲載。「ネリは小切手のためだけに日本に行くのではなく、井上尚弥に勝って口を封じるつもりだと断言した」と報じた。
その上で、同記事ではネリのコメントを紹介。悪童は「私のメンタリティーは１００％勝つことであり、最初の山中慎介戦でも言ったように、負けるために日本に行くのではない。勝つためのメンタリティーで行く」「私は全力を尽くすつもりだ。私は勝利を売るだけ、ベルトを売るだけのフルトン（前ＷＢＣ＆ＷＢＯ王者）とは違う」と断言した。
さらにネリは「彼が強いパンチを打つからといって、私はひるむことも恐れるつもりもない。私はキャリアを通じて多くのファイターと対戦してきた」「この戦いに勝つために、私は心とボクシング人生をリングにささげる」と自信をのぞかせた。
最後に挑戦者は「フルトンのように、ただ金をもらうために日本に行くんじゃない」ときっぱり。あくまで４本のベルトを取りにいくことを重ねて強調した。
