MetaのThreadsは、Twitter代替SNSのひとつとして知られていますが、リアルタイムな情報収集ツールとしてはまだまだTwitterほど優れてはいないとも言われます。
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しかし、そんな評価ももうすぐ変わることになるかもしれません。
Threads ユーザーのダニエル・ロドリゲス氏が投稿したスクリーンショットには検索結果表示に「Top」と「Recent」のタブ」あり、Recentを選択することで関連する最新の投稿が表示される模様です。
これに対し、Instagram / Threadsの責任者であるアダム・モセリ氏は、現在「関連する検索結果をリアルタイムで見つけやすくするため、少人数でテストを実施中だ」と述べました。
Threadsのタイムラインにおける「for you」タブは、投稿されたてのものもあれば数日前の投稿もあるといった感じで、比較的新旧織り交ぜた状態で投稿を表示する傾向があります。また、最近導入された「topics」も、人間の「コンテンツスペシャリスト」による確認を経た5つのトピックだけが表示されるといった具合で、リアルタイムなニュースを追いかけるには、それほど適していません。
このような背景から、今回Metaがリアルタイム性の高い検索結果表示のテストを開始したという知らせは、いち早く情報を知りたいユーザーにとって期待が膨らむものになりそうです。
ただ、この機能がどれほど使えるようになるかは、Metaがプラットフォーム上のすべてのトピックでリアルタイムな検索結果を表示可能にするかどうかにもよるかもしれません。モセリ氏は12月には「安全上の抜け穴になる」として検索結果を時系列に沿って表示することは計画していないと述べていました。
また、モセリ氏は昨年7月「Threadsの目標はTwitterに取って代わることではない」とし「目標はInstagramコミュニティと(中略)怒りの少ない会話の場に興味があるTwitterなどのコミュニティのために、公共の場を提供することだ」とも述べていました。
Threadsはこれまでにも、政治的なコンテンツをおすすめから削除したり、新型コロナやワクチンに関する「潜在的にセンシティブ」なトピックに関して、たとえそれがルール違反に該当せずとも検索結果から外したりして物議を醸していました。
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