千葉県内企業倒産 件数・負債総額 大幅増

千葉県内企業倒産 件数・負債総額 大幅増

 2023年度の千葉県内企業の倒産件数は277件で、負債総額は560億4500万円となり、件数・負債総額ともに前年を大きく上回りました。

 民間の信用調査会社 東京商工リサーチ千葉支店によりますと、2023年度の県内企業の倒産件数は277件と前の年度よりも17.9%増え、負債総額は560億4500万円と51.7%増加しました。

 業種別では「サービス業他」が85件と最も多く、次いで「建設業」が80件「卸売業」が29件などとなっていて、依然として少額資本企業による倒産が目立つ結果となっています。

 また、倒産の原因は業績不振が最も多く全体の86.3%を占めています。

 東京商工リサーチ千葉支店では「コロナ禍で体力を消耗していたなか、長期化する物価高の影響などで運転資金が枯渇し、倒産するケースが多く見られた」と分析しています。

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