キンプリ永瀬「天狗」「残念」批判のなか10キロ減量・トラジャ松田は評価爆上げ STARTO社俳優の明暗

永瀬廉(King&Prince)(C)ピンズバNEWS

4月20日から、King & Prince・永瀬廉(25)主演、板谷由夏(48)が相手役の連続ドラマ『東京タワー』がテレビ朝日系『オシドラサタデー』(土曜夜11時~)枠で放送される。

『東京タワー』は、直木賞作家・江國香織氏の同名小説が原作。2005年には黒木瞳(63)主演で映画化され、その際は岡田准一(43)と黒木、嵐・松本潤(40)と寺島しのぶ(51)の濃厚な男女シーンが話題となった。

令和版と言える本作は、永瀬とTravis Japanの松田元太(24)――旧ジャニーズの新会社STARTO ENTERTAINMENTのタレントが、平成版で岡田と松本が演じていた役を引き継ぐことから注目を集めている。

しかし、放送直前の今、主演の永瀬の“挨拶”を巡り思わぬ批判が殺到してしまっていて――。

「4月13日、『オシドラ』の公式インスタグラムがキャスト陣のクランクイン動画を投稿したんです。内容はドラマのメインキャストたちが、共演者・スタッフに挨拶する様子を次々と紹介するものでしたが、主演の永瀬さんの挨拶姿に対して“態度が悪い”というコメントが殺到しているんです」(女性誌編集者)

永瀬は映像の冒頭に登場するのだが、ドアを出てすぐ近くにいたスタッフには小さく会釈をしたものの、その姿はかなりラフな感じでどこか気だるげ。左手は映っていないが、ポケットに手を入れているようにも見える。

あらためてスタッフに「永瀬廉さんです。よろしくお願いします」と紹介された際も会釈の角度は浅かった。動画内では続く板谷を筆頭に、他の出演者は丁寧にお辞儀をしたり笑顔で「お願いします」と明るく挨拶をしていることもあり、

《永瀬くん、登場の仕方が少し残念でした。年上である板谷さんの方が腰が低く好感持てます》
《廉くん好きなところ沢山あるけれど、この動画の時みたいな登場の仕方とか、いい加減に挨拶するところだけは推せない》
《永瀬、歩き方態度挨拶全て天狗になってる》

といった厳しい声がインスタのコメント欄に多く寄せられている。

「他の俳優陣がとても丁寧に挨拶をしていたので、ラフな永瀬さんの態度が悪目立ちしてしまっていますね。MEGUMIさん(42)も深々と頭を下げていたし、いつもは気さくなイメージが強いYOUさん(59)も何度も頭を下げていて、スタッフに対して敬意を払っている感じが伝わってきます。それなのに“主演の永瀬さんは……”という感じになっていて、ファンも苦言を呈している感じですね。

永瀬さんはSTARTO社のタレント中でも俳優業に力を入れているひとりですが、初主演の『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系/22年7月期)以来、数字が厳しい作品が続いてしまっている。『東京タワー』は、大先輩の岡田さんが同じ役を演じていたということで重圧もあるし、緊張や疲労の影響かも、とフォローする声もありますが、いずれにせよドラマの開始前に不本意な形で注目されてしまっていますね……」(前同)

■永瀬とは違い礼儀正しい挨拶のトラジャ松田はプロフェッショナルな姿勢も高評価

主演の永瀬の姿に厳しい批判の声が上がる一方で、松田は放送前からプロフェッショナルな姿勢が注目を集め、評価が上がっているという。

「松田さんは、永瀬さんが批判を浴びたクランクインの動画で、共演者やスタッフに1人ずつ丁寧に“おはようございます”“お願いします”と元気良く挨拶していて、とても感じが良いですね。《めっちゃいい子!》という声がインスタにも寄せられていますが、さらに彼は役づくりで大幅に体重を落とした役者根性も絶賛されています」(前出の女性誌編集者)

4月15日のドラマ『東京タワー』の制作発表記者会見で松田は、「1週間で10キロ以上減量した」とコメント。「Travis Japanはダンスの練習とか、運動量も結構あるので。魂削ってやってます」と、意気込みを見せていた。

松田はトラジャの活動に加えて、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)の月曜レギュラーを務めるなどバラエティ方面でテレビに出ずっぱり。その上で10キロ減らしたという話に、

《番宣じゃない番組にも朝から晩まで沢山出てるよなー。売れっ子さんだわ。そんな中でも役のために10キロも減量するなんてプロ意識高いなあ》
《元太元からそんな太ってるイメージないのに1週間でさらに痩せたって凄い》

といった声がX(旧ツイッター)に多く寄せられている。以前から松田には“頬がこけてないか?”“疲れてるのかな”と心配していたファンも多く、《役づくりだったのか》と安堵する声もあった。

「松田さんは、バラエティ番組でのおバカキャラのイメージが強いですが、実は主演舞台や主演ドラマの経験もある実力者です。昨年10月クールの菊池風磨さん(29)主演のドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)では、一人親家庭に寄り添う心優しい市役所の職員を好演し、“泣ける”と話題になったこともありました」(前同)

『東京タワー』で松田はかなり重要な役を演じる。ドラマの評価次第で、今後のキャリアにも大きな影響を与えることだろう。

「主演の永瀬さんは放送前からつまずく出来事がありましたが、松田さんは逆に礼儀正しさやプロフェッショナルな姿勢が高く評価されていますね。同じSTARTO社で俳優業にも力を入れている2人ですが、ドラマスタート前から、思わぬ形で明暗が分かれてしまうことになりましたね」(前同)

キンプリとして活動する際はパフォーマンス後に深々とお辞儀をするなど、礼儀正しい姿を見せることが多い永瀬。批判の声が寄せられているラフな挨拶は、油断した瞬間だったかもしれないが、今後は素晴らしい演技で信頼を取り戻していくしかなさそうだ。

© 株式会社双葉社