「世界一多くの品種」20品種を食べ比べ 糖度が高い旬を迎える県産スイカ 市場に出回らない未発表種も 名護で4月28日「すいか祭り」

すいか祭りへの参加を呼びかけるかりゆしすいか農園代表の上間泉穂さん(右)とJA今帰仁スイカ部会の上間翔副部会長=11日、名護市宮里

 【名護】JAおきなわ今帰仁スイカ部会とかりゆしすいか農園、農業コーディネーターの仲松ちひろさんが28日、名護市の中山区公民館で「すいか祭り」を開く。同農園がこの日のために育てた20品種以上のスイカの食べ比べができる。農園の上間泉穂代表は「世界で一番多くの品種のスイカが食べられる祭りだと確信してます」と参加を呼びかけている。

 4月から5月にかけ、糖度が高い旬を迎える県産スイカのおいしさを知ってもらおうと企画した。用意するのは、国内のスイカで初めて苗名登録された「富研号」や、甘みと酸味のバランスが良くシャリ感に優れた「祭ばやし777」をはじめ、黄色い果肉の「金色羅皇」「サンダーボルト」など約20種類。市場に出回らない祭り限定の未発表品種も食べられる。

 スイカにまつわるクイズ大会も予定され、正解すると旬を迎えた北海道のスイカと交換できるチケットやスイカグッズがもらえる。

 参加費は大人3千円、高校生以下500円。受け付けは正午からで、午後1時開始。参加は事前予約が必要で、予約は上間代表、電話080(3356)0256。(北部報道部・松田駿太)

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