完成近づく県立アリーナ 5月からプレイベント開始 メッセージボードの設置や内覧会も 香川

2025年3月のオープンに向け、高松市サンポート地区で建設が進む香川県立アリーナ。新たなにぎわいのシンボルとして、5月にはプレイベントが始まる予定です。

香川県議会の特別委員会で公開された、香川県立アリーナのプロモーション動画です。香川県は5月から実施するプレイベントについて報告しました。

それによると、5月19日には県内の児童・生徒から寄せられた言葉や思いをメッセージボードとして設置します。

2024年秋にはカウントダウンボードを設置、2025年には内覧会などを検討しているということです。

また、バドミントンの桃田賢斗選手や、プロバスケットボールの渡邊雄太選手など、地元出身の著名人も動画に出演する予定です。

2025年3月のオープン後は、子どもから大人まで楽しめる参加型のイベントなどを民間事業者から募集するとしています。

一方、県立アリーナを巡っては設計変更や資材の高騰などで、建設費が当初から16億円ほど増え、202億円余りとなりました。

特別委員会では「工事費が今以上、増額することはないか」などの質問が出ました。

これに対して、淀谷教育長は「現時点ではこの予算で収まるものと考えている」と答えました。

(香川県教委/淀谷圭三郎 教育長)
「愛されるような施設になっていくためには(中略)イベントも含めて、指定管理者としっかりと連絡調整を図りながら進めていくべき課題かと思う」

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