コメが原料のバイオマスプラスチック。新潟市では、ごみ袋の原料として一部使われていますが、市内の小学校でそのお披露目会が開かれました。
新潟市で販売されている一部の指定ゴミ袋は、西蒲区と江南区でとれたコメを原料とするバイオマスプラスチックが使われています。16日は、西蒲区の潟東小学校6年生の児童に、完成したごみ袋が披露されました。
児童たちは、去年、原料となるコメを収穫していて、手にとって肌ざわりなどを体感していました。
■小学6年生
「ざらざらしてる感じ、さらさらして開けやすい、質感が柔らかい感じ。」
「お米の匂い!おかしみたい。」
地元で栽培されたコメを原料としたごみ袋を地産地消で導入するのは全国で初めてで、従来のごみ袋より二酸化炭素の排出を10%抑えることができると言います。
■小学6年生
「二酸化炭素を抑えて環境によくなると思った。」
「この暑い気温とかがちょっとでもよくなるかもしれないから『一緒に使おう』と言いたい。」
新潟市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指しています。バイオマスプラスチック製のごみ袋は、これまでに20Lサイズのものが500万枚生産されているということです。