イングランド2部、チャンピオンシップに所属するリーズは、カルヴィン・フィリップスを同チームに呼び戻したいと考えているという。イギリス『Daily Mail』電子版が報じている。
マンチェスター・シティからウェストハムへレンタル移籍しているK・フィリップスは、今シーズン終了後にマンチェスター・シティに復帰する予定だ。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ監督の構想から外れており、マンチェスター・シティも今夏に完全移籍での売却を検討しているという。
現在28歳のK・フィリップスは2022年の夏に、リーズでの活躍が認められマンチェスター・シティへステップアップを果たした。4500万ポンドという移籍金で加入したものの、グアルディオラ監督の信頼を掴むことができず、加入以来ベンチを温める機会が多くあった。
そこで再起を図りたいK・フィリップスは今冬にウェストハムへレンタル移籍。しかし退場や失点シーンに絡むなど、リーズ時代の輝きを取り戻すことはできず、最近4試合は試合に絡めていない。
チャンピオンシップ3位のリーズは首位イプスウィッチと勝ち点差「2」の好位置につけており、プレミアリーグ自動昇格を狙えるところにいる。来シーズン、リーズがプレミアリーグ復帰となれば、今夏にチームの強化を図る予定で、イングランド代表やリーズで実績のあるK・フィリップスを呼び戻したいと考えているようだ。
マンチェスター・シティが要求するとされる3000万ポンド（約58億円）の移籍金や、K・フィリップスの週給15万ポンド（約2880万円）の高額な金銭面が交渉のネックとなるようで、『Daily Mail』によると、リーズはひとまずレンタルでの獲得を目指すという。
リーズでイングランド代表までのぼり詰めたK・フィリップスのキャリアの立て直しに期待したい。
