【冷凍貯金】料理が時短に!玉ねぎの冷凍とおすすめ活用レシピ2選

食品ロスコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの佐々木麻衣です。

長持ちする食材として認識されている玉ねぎ。
実は、収穫の時期や購入した時の状態によって保存期間は変わります。

季節問わず、品質の状態を保つうえでは冷蔵保存・冷凍保存がオススメです。
今回はメリットの多い玉ねぎの冷凍保存について、
冷凍方法と併せて、10分でできる時短レシピをご紹介します。

ぜひ生活に取り入れてみてくださいね♪

ポイントは「時間をかけずに冷凍」

栄養価・美味しさを高く保つためのポイントは、
「時間をかけずに冷凍」。

その理由は、完全に冷凍するまでに時間がかかると品質に劣化が生じるからです。
美味しく品質を保つためには、大きさや厚みを工夫しましょう。

「半月切り」で保存がおすすめ

切り方は様々ですが、半月切りがおすすめ!
スープ、炒め物など幅広い料理に使えるからです。
カットした玉ねぎは、ジッパー付の保存袋に入れて密閉保存します。

薄く切って冷凍することで、必要な分だけ「パキッ」と割って使えます。
栄養を含んだ水分が出やすいので、解凍せずに加熱調理で利用しますよ。
玉ねぎ2個で保存袋ひと袋を目安につくります。

味染み牛丼

玉ねぎの冷凍保存を活用した、時短10分レシピを2つご紹介します♪
ぜひお試しくださいね。

●材料
ごはん 200g
牛肉(薄切り) 200~250g
「冷凍玉ねぎ」 1/2袋(玉ねぎ1個分)
しょうゆ 大さじ3
さとう 大さじ1
みりん 大さじ1

●作り方
1.冷凍玉ねぎ・牛肉・しょうゆ・さとう・みりんの順で鍋に入れ、ふたをして強火で2分加熱。
※冷凍玉ねぎを下に敷くイメージ。
2.冷凍玉ねぎから水分が出て、ぐつぐつしてきたら中火にして5分加熱。
3.全体を混ぜ、ふたをしてさらに3分程加熱。
4.丼にご飯を入れ、盛り付けたら完成。

冷凍野菜は火の通りが早く、驚くほど味がしっかり入ります♪
玉ねぎからは、栄養を含んだ水分が多く出るので水は加えません。
食材だけの水分で調理するので、うま味のある美味しい牛丼に仕上がります!

鮭のホイル焼き

●材料 2つ分
無塩の鮭 2切れ
「冷凍玉ねぎ」 1/2袋(玉ねぎ1個分)
きのこ お好みの量
塩 適量
こしょう 適量

●作り方
1.鮭に塩を振る。
2.カットしたアルミホイルに鮭を入れ、上に冷凍玉ねぎ・きのこをのせる、お好みでこしょうをかける。
3.アルミホイルを閉じる。フライパンに置き、ふたをして中火で10分加熱する。
※火が強い場合は、弱火に調整して焦げないようにする。
4.フライパンから取り出し、器にのせたら完成。

物価上昇が続く中、以前は安く購入できた玉ねぎも年々値上がりしています。
安い時に多めに購入して、冷凍保存してみてはいかがでしょうか♪

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◆この記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
野菜料理家・食品ロスコンサルタント。レシピ提供や食品ロス削減ガイドブックの監修、セミナーや講座の開催、その他仙台を中心に親子畑収穫体験を開催しています。プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫収納術】の提案が得意です。

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※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

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