マクニカ、自動運転レベル4対応車両による世界最長の公道走行実証を実施

株式会社マクニカ(以下、マクニカ)は4月16日、石川県加賀市(以下、加賀市)にてハンドル・アクセル・ブレーキペダルのない自動運転レベル4対応車両の「EVO(エヴォ)」による世界最長の公道走行実証を実施すると発表した。

この実証実験は、移動を最適化する手段の一つとして自動運転EVバスを使用。技術の調査および実証を行うことで、加賀市内の自動運転導入の可能性について評価し、社会実装を見据えた技術検証を目的としている。

北陸新幹線加賀温泉駅から山代温泉までEVOによる世界最長10km(往復)の公道走行を加賀市とともに行う。実証期間は、4月17日から4月23日までの予定だ。

マクニカは実証実験において、山代温泉、山中温泉や片山津温泉といった3つの温泉地の回遊等にモビリティを活用。それにより、モビリティと他事業のデータ基盤の構築・運用によって新たなサービス創出につなげる。また、自動運転を始めとした次世代モビリティと都市OSを用いたスマートシティの実現を目指す。

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