アイサンテクノロジー、自動運転バス運行の実証に参画 都市サービス高度化を目指す

アイサンテクノロジー株式会社(以下、アイサンテクノロジー)は4月16日、株式会社オリエンタルコンサルタンツとIntelligence Design株式会社とともに、長野県飯田市(以下、飯田市)の中心市街地における「自動運転バス運行の実証実験」に参画したと発表。

この実証実験では、飯田市と締結した「リニア時代を見据えた都市サービスへのデジタル技術の実装に向けた連携協定」の取り組みの一環として行われるものだ。リニア駅を中心とした地域の暮らしと一体となった地域公共交通サービスの構築に向けて、自動運転車両の導入による都市サービスの高度化を目指す。

3Dデータ連携基盤活用のサイバー空間で自動運転車両の導入評価を行った複数区間の中から、現在グリーンスローモビリティの電気小型バスが走行しているルートを対象とし、自動運転導入時の課題抽出や社会受容性の検証を目的としている。

4月19日から3日間、自動運転バスが飯田市の中心市街地で3つの停留所を周回するルートを自動運転レベル2で走行する。

今後も飯田市における安全・安心な移動の確保やリニア中央新幹線駅を最大限に活かしたまちづくりを推進していく。

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