障がい者への理解を深めてもらおうと15日、三重県庁で障がい者が作った弁当や焼き菓子などを販売するイベントが開かれました。
県内の障がい福祉事業所でつくる三重県社会就労センター協議会などが初めて開いたもので、県内にある9つの障がい福祉事業所が参加しました。
会場には、障がい者が作った弁当やパンなどが販売され、訪れた人たちは障がいのある人たちとの会話を楽しみながらお気に入りの品を買い求めていました。
一見知事も会場を訪れ、シフォンケーキや伊勢茶のクッキーを購入していました。
訪れた人たちが「クッキーを買った。活気があって良かった」などと話すと、焼き菓子を販売した人は「おいしくなあれの思いをこめて作った」と自信をのぞかせ、ドリップコーヒーを提供した人は「おいしいコーヒーを用意する」と笑顔を見せていました。
また一見知事は「多くの人に支えてもらえるとありがたい。障がい者だから特別ではなく、皆同じだということを分かってもらうことが大事」と話していました。
障がい者が作った商品を販売する「県庁マルシェ」は今後、毎月第3火曜日に開かれます。