迫力の戦闘機を間近で 米軍三沢基地で見学ツアー

F16戦闘機を間近で見る参加者

 米軍三沢基地と三沢市は12日、同基地内をバスで巡る「フレンドシップツアー」を実施した。県内外から参加した航空ファン17人が基地内の施設やF16戦闘機などを見学し、米軍の業務内容や軍人の生活環境について理解を深めた。

 ツアーは基地の役割や軍人の活動を紹介するために開催。基地航空祭が開催される9月を除き、毎月実施される。

 一行は第35戦闘航空団司令部付近に展示されているF4、F86戦闘機を見学。その後、格納庫に移動し、戦闘機に兵器を取り付ける部隊の隊員から説明を受けながらF16戦闘機やミサイル、設備などを観賞した。

 ツアー終盤はバスで基地内を一周し、飲食店やトレーニング施設、運動場など、軍人とその家族らが利用できる施設を見学。基地内に住む人々の生活環境への理解を深めていた。

 十和田市から参加した澤目美仁さん(63)は「戦闘機は間近で見ることでかっこよさが引き立つ感じがした。叶わないとは思うが、中(コックピット)も見てみたい」と笑っていた。【全文】

© 株式会社デーリー東北新聞社