イーロン・マスク氏、立ち消えとみられていたX（旧Twitter）の新規ユーザーへの課金プランを再表明【やじうまWatch】

by tks24

イーロン・マスク氏がX（旧Twitter）の新規ユーザーに課金する意向があることをあらためて表明し、物議を醸している。

マスク氏はTwitterの買収からおよそ1年が経過した2023年10月、ボットを排除する唯一の方法として、登録したばかりの新規ユーザーに課金するというプランを披露したことがあった。登録する時点でコストがかかるとなればボットの新規登録は減るに違いないというこのアイデア、ボットでないユーザーへの影響が大きいとする指摘も大きく、ニュージーランドとフィリピンのユーザーに対しての試験導入のあと立ち消えになったと思われていた。それが今回、マスク氏は再びこのプランを実施する意向があることを表明し、あらためて物議を醸している。具体的には、閲覧やアカウントのフォローは無料で行えるが、投稿、いいね、ブックマーク、返信などのアクションには少額の年会費が必要になるというもので、「ボットやスパムを減らし、全ての人にとってエクスペリエンスを向上させるため」の施策であるとしている。「9to5Mac」はこの件に関し、かつてマスク氏がボットやスパム防止の切り札と豪語していた月8ドルの認証済みアカウントが全く機能していないことを挙げ、これらの策に懐疑的な見方を示している。