「失望という言葉がぴったり」逆転負けでCL敗退…落胆のテア・シュテーゲンはアラウホ退場について「あの位置でファウルなら…」

GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは失望隠さず[写真:Getty Images]

バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、チャンピオンズリーグ(CL)敗退への失望感を語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

テア・シュテーゲンは、16日にホームで行われたCL準々決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)で先発。敵地の1stレグを3-2で制したチームは、12分にFWハフィーニャのゴールで先制して圧倒的有利な立場に。しかし、29分にDFロナルド・アラウホが決定機阻止で一発退場になると状況は一変。前半こそ1失点で抑えたものの、後半はPSGの攻撃を防ぎきれず3失点を許し、1-4で敗れた。

この結果、2戦合計スコア4-6でCL準々決勝敗退となったテア・シュテーゲンは、試合後にアラウホの退場は妥当だったとしつつ、試合に大きく響いたことを認めている。

「今日は突破が可能な試合だったからこそ。失望という言葉がぴったりだ。PSGがどのように試合に臨むかは予想できていた。そして、僕たちは30分後に1人少ない状況になってしまったんだ」

「(アラウホの退場は)ミスだと言いたくはないし、ボールを奪いに行きたかった。ただ、そこでファウルとなれば退場にならなければならない。そしてアラウホのプレーは、ファウルとなる可能性があるものだった」

「40分に失点せず、1-0の状況のままでハーフタイムを迎えればチャンスはあったかもしれない。そして彼らが3点目を決めたとき、僕たちはもっと多くのリスクを負うべきだった。だが結局は相手の前線のクオリティが高く、すべての攻撃が危険だったんだ。彼らは僕たちから4点を奪ったが、それを受け入れるのは難しいね」

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