風光明媚なシーサイドコースが舞台 連覇狙う神谷そらは鈴木愛、小祝さくらと同組

大会連覇に挑む神谷そら※写真は「ヤマハレディース」(撮影/村上航)

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 事前情報◇川奈ホテルGC富士コース(静岡)◇6494yd(パー71)

今年で42回目の開催を迎える大会は、賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円)をかけて19日(金)から3日間の日程で行われる。

開催コースの川奈ホテルGC富士コースは、英国出身の名匠チャールズ・アリソン氏が設計を手掛け、米国ゴルフマガジン誌の2023~24年「世界ゴルフ100選」に選出された風光明媚なシーサイドコース。アゴの高いアリソンバンカーや、芝目の強い高麗芝グリーン、アンジュレーションのきついフェアウェイ、相模湾から吹き付ける海風が選手たちを待ち受ける。

前年大会は、ツアールーキーだった神谷そらが単独首位で出た最終日に「73」でプレー。スコアを落としながらも通算4アンダーで岩井千怜、安田祐香らを1打差で振り切り、涙のプロ初優勝をつかんだ。

開幕前日の18日に21歳の誕生日を迎える神谷や、昨年2位の岩井千、安田も出場。前週「バンテリンレディス」でツアー初優勝を挙げた竹田麗央や、メルセデスランキングトップの鈴木愛、同2位の小祝さくらもフィールドに名を連ねた。昨年6月「リシャール・ミル ヨネックスレディス」以来のレギュラーツアーとなる成田美寿々もエントリーした。

山下美夢有と岩井明愛は同週開催の海外メジャー「シェブロン選手権」(テキサス州ザ・クラブatカールストン・ウッズ)参戦のため出場しない。

本大会はコースレイアウトの関係で全選手が1番ホールから出るワンウェイ方式で行われる。17日に初日の組み合わせが発表され、神谷は鈴木愛と小祝さくら、竹田は阿部未悠と岩井千と同組でプレーする。

<主な出場予定選手>
神谷そら、青木瀬令奈、阿部未悠、岩井千怜、上田桃子、臼井麗香、尾関彩美悠、川崎春花、河本結、菊地絵理香、桑木志帆、小祝さくら、後藤未有、佐久間朱莉、佐藤心結、菅沼菜々、鈴木愛、高橋彩華、竹田麗央、成田美寿々、藤田さいき、安田祐香、山内日菜子、横峯さくら

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