【ガチレビュー】バイク乗りが考えたスタイリッシュでコンパクトなiペグハンマー「NAGURI」を実際に使ってみた!

二輪車の部品・用品の企画や開発を行っているバイク文化創造企業こと「DAYTONA(デイトナ)」が展開する、ライダー向けのアウトドアブランド「DAYTONA OUTDOORS」から、今までありそうでなかったi型のバイクキャンパー向けのペグハンマーが登場しました。

無駄のないデザインが魅力的なiペグハンマー「NAGURI」

ヘッドの形状を見直すことでデッドスペースを排除し、無駄なスペースを生み出さない、新形状のi型ペグハンマーがこちらです。

スタイリッシュな形状から、キャンプベストやバッグなどの狭いスキマにも収納できます。

実際に「NAGURI」を使用してみた!

上の一般的なT型形状ペグハンマーは、グリップの握り具合が気に入らず自転車用のハンドルテープを巻いて使用していた筆者の私物です。

下がDAYTONA OUTDOORSのiペグハンマー「NAGURI」です。握り部分の絶妙な凹みによってスッポ抜け難くなっている名栗加工ですが、これは一般的には手加工なので高額になるところを機械加工にすることで低コストを再現しているのだ。

実際に使用してみると、コンパクトながらペグを打つのに必要な重量バランスが充分に取れています。

ハンマーヘッドがレス状態のi形状という見た目が面白く、限界までショートにした設計です。T型よりもコンパクトに収納できるのは、荷物をかさばらせたくないキャンパーであれば嬉しい限り!

ヘッド部分の打面が縦に長いのが特徴で、ペグに対しての当たり判定が大きくなるのと、振り下ろして打撃を与える瞬間にはスラスト方向に動きがちなので、打ち損じやスリップにも強い。

エンド部分にはペグ抜きにも使えるフックが付いています。さらに紐を通す穴も開いているので、スッポ抜け系の保険としてエンド部分の穴に紐を通して使用すれば安心です。

しかもペグ抜き部は厚みがあるので、力をかけても大丈夫です。NAGURI(左)の場合、ヘッドとフックのメタル部分はステンレスが採用されています。

ラインアップは2種類あり、手前の「NAGURI Steel Bkブナ材」はヘッドとフックがスチール製。しかし重量を計測してみるとウォールナットが450gでブナ材が444gと、わずか6gしか変わらなかったため誤差レベルでしょう。

なお、ブナ材の方が少し安く、使っていくごとに風合いが増していくことも楽しめます。

もう一つ面白い機能として、ペグ固定作業中に一時的に地面に置くときにはヘッド側で地面に立たせておくこともできるのです。ちょっとした草などがあっても置き忘れしにくい設計というのも嬉しいでしょ?

荷物を最小限にまとめたいキャンパーにおすすめ

隙間にすっきりコンパクトに収納できる、ありそうでなかったi型ペグハンマー。バイクキャンパー目線での発想で作られているので、キャンプ時にさまざまなストレスを感じていた方は、ぜひ使ってみてください。

iペグハンマー NAGURI BR-SUSウォールナットの詳細

iペグハンマー NAGURI Steel Bkブナ材

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