妙高から被災地支援 台湾産パイナップル販売

店頭に並ぶ台湾直送のパイナップル(フィールド妙高)

大地震で被災した台湾を、妙高市から支援、応援しようと、道の駅あらい内にある農産物直売所、西エリアの四季彩館ひだなんと東エリアのフィールド妙高で、地元産の野菜、山菜などと一緒に、台湾直送のパイナップルを販売している。

台湾と同市にはいくつかの縁がある。市立新井南小はコロナ禍前、6年生が2泊3日で台湾を訪問する宿泊体験学習を行っていた。3月13日には5、6年生と台湾・ウェンハー小の5年生によるオンライン交流会が開かれた。

4月6日にオープンした古民家宿「MAHORA(まほら)西野谷」を運営するのは、台湾出身の蔡紋如(サイ・ウェンル)さん(36)。蔡さんのつながりもあり台湾産パイナップルは、以前から取引があったという。

店頭に並ぶ台湾産パイナップルは、芯まで食べられる甘さと柔らかさ、ココナツのような風味が特長。販売は5月上旬までの予定。

フィールド妙高の佐藤俊一取締役は、「東日本大震災、能登半島地震でもいち早く支援があった。少しでも恩返し、復興の役に立てれば」と願った。

問い合わせは、同道の駅内のくびき野情報館(電0255・70・1021)へ。

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