カープドラ1常広、シート打撃に初登板 直球の最速は149キロ

シート打撃に初めて登板した常広

 コンディション不良で出遅れていた広島東洋カープのドラフト1位常広羽也斗が17日、岩国市の由宇球場で初めてシート打撃に登板した。末包昇大や中村貴浩ら打者8人を相手に29球を投げ、安打性の当たりは3本。「打者に投げられる段階までくることができ、良かった。もう少し直球の質や強さを求めたい」と見据えた。

 直球の最速は149キロ。カーブやフォーク、チェンジアップも交え、打者のタイミングを外した。「どういう球が差し込めるか、どういう球を空振りするかは打者に投げてみないとわからない。そういうのを少し感じられたのは良かった。(調整が)遅れていたけど、順調にきている。(状態を)上げていって、1軍で先発して勝てるようにやっていきたい」と誓った。

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