得点圏に沈黙の大谷翔平に韓国メディアがバッサリ「7億ドル男がまた小さくなった」

得点圏打率の低さが指摘される大谷翔平

ドジャース・大谷翔平投手(29)は16日(日本時間17日)のナショナルズ戦(ドジャースタジアム)を5打数2安打と気を吐いた。打率3割4分1厘と好調をキープしているが、日本人最多の176本塁打は4試合お預けとなり、何より指摘され始めているのが、得点圏打率0割5分3厘の寂しい数字だ。

この日も3度の得点圏での打席にいずれも初球打ちで凡退し、20試合で19打数1安打。対照的に前を打つベッツはこの日も5打数5安打、2打点の大当たりで、得点圏打率5割4分5厘と無類の勝負強さを発揮している。

開幕戦以来、得点圏での安打がない大谷にロバーツ監督は「好機で積極的になり過ぎている部分はある。われわれで手綱を締める必要があるかもしれない」と渋い表情で話している。

高アベレージとはいえ、主軸としては物足りず、韓国メディアも「得点圏でまた小さくなった7億ドル大谷。マルチヒットも笑わなかった。現地メディアからも低調な得点圏打率を指摘されたが、この日も得点圏で弱い面を見せた」(OSEN)、「大谷はタイムリーな1本を飛ばさせなかった。クラッチ能力(勝負強さ)ではベッツに大きく遅れる」(スポーツ朝鮮)と厳しく報じた。MVPトリオの強打線の主役として試合を決める一打を期待したい。

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