いざACL決勝へ! 蔚山にマリノスサポ集結! 成田空港からすでに青ユニ多数。天野純、ナム・テヒ、江坂任…見所も盛りだくさん

横浜F・マリノスは4月17日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の第1戦で、Kリーグ2連覇中で江坂任が所属する蔚山現代と敵地で対戦する。

決戦の地は、蔚山文殊フットボールスタジアム。日韓ワールドカップでも3試合使用された格式ある競技場だ。キックオフのおよそ2時間前に訪れると、ぞろぞろと人が集まり、熱が高まり始めていた。

“お隣”であり、飛行機で数時間の距離ということで、日本から駆けつけたサポーターも少なくない。振り返れば、成田空港から釜山空港に向かう機内の時点で、青いユニホームを着たファンが数多く見受けられた。

そんななか、筋金入りのマリノスファンで、昨年まで弊社でアルバイトをしていた後輩に偶然遭遇。試合当日に有休を使って韓国入りし、明朝8時の便で帰国、午後出社する弾丸旅のようだ。せっかくなので見所を尋ねると、熱量たっぷりにこう答えてくれた。注目選手はずばり、元蔚山の天野純と、地元凱旋となるナム・テヒだ。

【動画】マリノスイレブンが敵地の蔚山に到着!
「蔚山は今回のACLを戦ったなかで、一番手強い相手だと思います。ACLでの実績もあるので。相当厳しい試合になると思いますが、信じるしかないです。

アマジュンは相当意気込んでいるんじゃないかなと。マリノスに戻って来て、あまりゴールに直結するプレーは見れていないので、古巣相手に是非1発を期待したいです。ナム・テヒは直近の湘南戦で結果を残してくれたので、良いきっかけになったと思います。あとは、欠場が続いていて、出るか微妙な江坂選手に出て欲しいですね。出たら盛り上がりますね」

スコアは「何でもOK。勝てれば何対何でも」とのこと。「アジアを勝ち取ろう」を合言葉に躍進するマリノスは、韓国王者相手に先勝なるか。有利な状況で1週間後の横浜決戦を迎えたい。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社