米・イラン、攻撃前に「スイスを通じて」接触

14日、イランから発射されたミサイルを迎撃するイスラエルの対空防衛システム (KEYSTONE/Copyright 2024 The Associated Press. All rights reserved.)

米政府高官は14日、イランによるイスラエル攻撃の前後に、米国は利益代表国であるスイスを通じてイランと接触していたと述べた。 ※SWI swissinfo.chでは配信した記事を定期的にメールでお届けするニュースレターを発行しています。政治・経済・文化などの分野別や、「今週のトップ記事」のまとめなど、ご関心に応じてご購読いただけます。登録(無料)はこちらから。 高官は詳細については明らかにせず、米国とイランが「スイスのチャネルを通じて何度も直接連絡を取った」とだけ述べた。 イラン政府が攻撃72時間前に周辺国に通告していたとするイラン外相のコメントについて問われた高官は、それは事実ではないと述べた。 高官は「イランは通知を出さなかった。破壊し死傷者を出すつもりだったのは明らかだ」と語った。 ☟「利益代表国」とは?スイスが利益代表国を務めているのはなぜ?解説記事はこちら 英語からの翻訳:ムートゥ朋子

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