城島茂、松岡昌宏開発メニューに満面の笑み 丸亀製麺×株式会社TOKIO店期間限定オープン

「丸亀製麺×株式会社TOKIO店」オープン発表会が、4月17日に丸亀製麺 上野中央通り店で開かれ、TOKIO 城島茂が登場。株式会社TOKIO代表取締役社長として、本店舗限定で提供となる商品を試食し、店舗に訪れた客に自ら接客を行った。

丸亀製麺と株式会社TOKIOは2021年に共創型パートナーシップを締結。これまで3年にわたり様々なプロジェクトを行ってきた。「丸亀製麺×株式会社TOKIO店」は、4月17日から21日までの期間で、内装もこれまでの共創ヒストリーを表現する特別仕様となっており、両社のこれまでの共創の取り組みの軌跡や、松岡昌宏の商品開発の裏側に密着した映像の展示が行われる。

見どころの一つとなる、2021年から今までの共創ヒストリーを1枚のボードにした「共創ヒストリーボード」。会見ではこのボードに沿ってこれまでの軌跡を振り返っていたが、城島は「2021年の時はまだ細かい字が見えてたような気がするんですけども、3年経つとちょっと細かいなっていうぐらい月日が経つのは早いなと思いますね(笑)」と記者陣の笑いを誘いながら、丸亀製麺とタッグを組んだ理由に、株式会社TOKIOがスローガンに掲げる手作り、ものづくりの精神が合致し、共創という形で、多くのアイデア、そして製品を生み出してきた3年間だったと振り返る。

今回、一般向けには初めて展示される共創型パートナーシップ調印書の額縁は、国分太一の手作りで、うどんの麺箱を再利用して作られている。メンバー3人はそれぞれ、城島が「うどんで日本に元気を届けるキッチンカー」、国分が「わくわく食育プロジェクト」、そして松岡が共同での商品開発を手がけてきた。

4月23日より全国再販売となる「トマたまカレーうどん」「とろけるチーズのトマたまカレーうどん」「俺たちの豚汁うどん」の3種類が「丸亀製麺×株式会社TOKIO店」で先行販売され、さらに共創店舗では幻の試作品「シーフードトマトカレーうどん」も特別に提供となる。2023年に起きた鶏卵供給不足の中、「トマたまカレーうどん」を提供できなくなるかもしれない、という状況下で行われた緊急商品会議にて考案された幻の商品だ。

城島は先行販売を前に、まずは松岡が数グラム単位で調整をかけ、緻密に作っていたの「トマたまカレーうどん」を実食。「間違いないです。ピリッとガツッとくる旨味と絡みももちろんですが、甘みがあるんですね」とレポートすると、会見に参加していた松岡を「兄貴」と呼ぶ仲だという商品開発部課長の浦郷裕介氏が、その甘みの正体についてフレッシュなトマトが卵の甘みを引き出していると解説した。

続いて、城島は「シーフードトマトカレーうどん」を実食。まずは匂いをかぎ、「トマたまカレーうどん」と比べて「全く別物ですね。スープのとろみも違いますし、漂ってくる海鮮を感じる。いろんな魚介の出汁が出てるんだろうなっていう香りですかね」と感想を口にした。そして、麺をすすると「いい香り!」「止まらないです。これ、美味しいですね」「今までになかったシーフード。海を感じる、だけどカレーうどんです」と恍惚とした表情で舌鼓を打っていた。

会見終わりには城島が「丸亀製麺×株式会社TOKIO店」をオープンさせ、開店を待っていた来店客を出迎えた。期間中に商品を購入すると、国分が描き下ろしたオリジナルステッカーが配布される。城島はレジ横でこのステッカーを直接手渡していた。

(文=渡辺彰浩)

© 株式会社blueprint