九大×TSMCが提携 半導体業界のトップ人材育成

今後必要となるトップクラスの人材の3分の1を輩出したいと意気込みました。

九州大学が台湾の半導体メーカーTSMCと人材育成の分野で連携を進めます。TSMCの熊本県進出で脚光を浴びる半導体業界。

国内外で需要が高まり続けるなか日本ではトップクラスの技術者が年間100人は必要とされています。

そんななか17日、九州大学は会見で「トップ人材というのは毎年100人くらい必要。多めに言って3分の1程度九州大学から出したい」と強い意気込みを語りました。

九州大学は世界一の半導体受託生産を誇るTSMCと研究と人材育成に関する覚書を交わしました。

最先端の量産技術を体験したTSMCの技術者を大学院に招き講義を開き、インターンシップも行います。3年生以上の学生が対象でTSMC台湾本社で給与を得ながら1カ月程度働きます。

世界で、生成AIや自動運転などに対応する新しい半導体の技術が求められるなか九州大学はTSMCとの連携で社会のニーズに応えようとしています。

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