昨年発売されたキャンプギアの中から“本当にいいモノ”を選出する『ハピキャンPresents キャンプ大賞』がついにスタート！2024年3月13日（水）に開催された本審査を経て、各部門の頂点に輝いたアイテムを順次発表していきます。今回お届けするのは「ファミリーテント部門」。各メーカー渾身の逸品が名を連ねた中、ファミリーテント オブ・ザ・イヤーに輝いたのは一体どんなテントだったのでしょうか…！！
※本記事にはプロモーションが含まれています。
業界最大規模のアワード『キャンプ大賞』！
『ハピキャンPresents キャンプ大賞』は、Webメディア・テレビ番組・YouTubeが連動して展開する、アウトドア業界最大規模のアワード。
「本当にいいモノ」を皆さんに届けることを目的とし、昨年発売されたギアの中から、1年を象徴する優れたキャンプギアに送られます。
9つの年間最優秀賞（オブ・ザ・イヤー）と優秀賞が選出される
『キャンプ大賞2024』では、4つのカテゴリ・9つの部門を審査していきます。
各部門の中でもっとも優れていると評価されたモノには「年間最優秀賞（オブ・ザ・イヤー）」が、次点となったモノには「優秀賞」が送られます。
審査では「企画性」「デザイン性」「機能性」「コスパ」「話題性」「市場浸透性」の6つの項目をチェック（一部の部門を除く）。審査項目の詳細は以下の通りです。
「企画性」
：特筆すべき「アイデア」や「ギミック」、新規性のある「こだわり」のいずれか、または複数が盛り込まれているかどうか。
「デザイン性」
：競合と差別化された特筆すべき「デザイン」および「設計」をまとっているプロダクトであるかどうか。
「機能性」
：競合と差別化された特筆すべき「性能」および「実用的な機構」を備えたプロダクトであるかどうか。
「コスパ」
：価格設定が「市場やターゲットに対して適切か」。その価格に見合った「実用性および耐久性」を備えたプロダクトであるかどうか。
「市場浸透性」
：収益性、生産性、販売チャネルなどの観点から、今後も継続的にマーケットの中で存在感を示し続けられるプロダクトであるかどうか。
真のプロフェッショナルたちが厳正な審査を実施
『キャンプ大賞2024』審査員
- 青木達也（アウトドアライフプランナー）
- 石角直樹（viblantオーナー）
- 猪野正哉（焚き火マイスター）
- 大西真裕（ハピキャン編集長）
- 風森美絵（外ごはんスタイリスト）
- こいしゆうか（キャンプコーディネーター）
- 佐久間亮介（キャンプコーディネーター）
- 近澤一雅（アウトドアスタイリスト）
- 野毛陽平（sotosotodays店舗責任者）
- FUKU（キャンプYouTuber）
※敬称略、五十音順
先述のような観点を踏まえてギアを選ぶからには、最新のトレンドはもちろん、これまでのキャンプギアの歴史や価格相場、キャンパーのニーズなど幅広い知見が必要です。
『キャンプ大賞2024』の審査員には、アウトドア業界に深くかかわり、日頃から多くの情報を収集・提供している玄人ばかりが集結しました。
本審査は2024年3月13日に東京都八王子市のキャンプ場にて開催！
目利きに優れたプロフェッショナルによる審査は、2024年3月13日（水）に開催されました。
フィールドには、実行委員メンバーによる「ノミネート審査会」を経て選出された、珠玉のギアたちが勢ぞろい。晴天の中、「ファミリーテント部門」にノミネートされた8つのテントを、審査員が順番にチェックしていきます。
実際に触れながら、各テントの長所・短所を瞬時に見抜いていく10名の審査員。自らの経験と知識を交えながら、的確な評価を下してくれました。
果たして、ファミリーテント部門の頂点に輝いたのはどんなギアだったのでしょうか…？
ファミリーテント オブ・ザ・イヤーAlpen Outdoors『AOD-4』
厳正な審査の結果、ファミリーテント オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、Alpen Outdoors『AOD-4』でした！
オールシーズン使える汎用性の高さに加え、圧倒的なコストパフォーマンスが高評価を獲得したポイント。細部にまでこだわって作られた使い勝手の良さも、審査員を唸らせました。
製品特徴
2サイズのインナーテントが付属し、人数に合わせて使い分けできる柔軟性が魅力のテント。サイドに加えて天井までメッシュが配置され、開放的な空間が広がる。デイジーチェーンやファンポケット、跳ね上げ可能なキャノピーなども搭載されており、利便性やコスパを重視するキャンパーに最適。TC素材を使ったルーフのカラーリングと質感もポイント。
その他のコメント
- 2つのインナーの間に距離があるので、プライベートを確保しやすい（猪野）
- 暑さ対策など細かい気配りがファミリーにぴったり（青木）
- ファミリーはもちろん、グループにも良いつくり（大西）
ファミリーテント部門：優秀賞MSR『ハビスケープ6P』
ファミリーテント部門の優秀賞は、MSR『ハビスケープ6P』が受賞しました。
最優秀賞までわずか0.3ポイントと僅差の戦いを演じた『ハビスケープ6P』は、各項目で高い得点を獲得。特に、海外製品ならではの天井の高さを評価するコメントが相次ぎました。
製品の特長
冒険家から高い支持を得ているMSRによる、居住性を追求したドームテント。室内高は195cmあり、大人がかがまずに移動できる。上部にはメッシュを多用し、開放的かつ広々とした空間が広がる。また出入口を2ヶ所設けることで、風通しがよく、夏の暑い日でも快適なファミリーキャンプが可能に。各所に散りばめられたポケットや、靴を置ける前室も便利。
その他の審査員のコメント
- ポールがクロスするポイントが多く丈夫（石角）
- フライシートのブルー（色）が良い（こいし）
- 通気性と居住性が良好なので、夏のキャンプで楽しく過ごせそう（佐久間）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【１】TOKYO CRAFTS『ウィングフォート』
ここからは、惜しくも受賞を逃したノミネート優秀品6アイテムをご紹介します。
ノミネート優秀品、1つめはTOKYO CRAFTS『ウィングフォート』です。コスパにおいて全体2位の評価を得た本製品は、機能性と価格のバランスが取れた嬉しいアイテム。シンプルながら個性も感じるデザイン面を推すコメントも多数獲得しました。
製品の特長
グレイを基調とした渋いカラーが特徴的な、全天候対応型トンネルテント。ツーポールシェルターのアレンジバリエーションの多さとトンネルテントの快適性を見事に融合させている。天候や人数、サイトレイアウトに合わせてアレンジ可能なアウターパネルやスカート、メッシュ窓などを搭載。快適性とデザイン性を備えながら、10万円を切る価格設定はお見事。
その他の審査員のコメント
- リビングが特に広く、大型シェルターとしてとても重宝しそう（大西）
- コスパが最高。メッシュ面が多いので、夏場に良い印象（猪野）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【２】ムラコ『クラーケンテントシェルター』
続いてご紹介するノミネート優秀品は、ムラコ『クラーケンテントシェルター』です。ブランドイメージにピッタリの佇まいは、デザイン性で高い評価を獲得。丈夫な構造や細部のパーツをポイントに挙げる声も多く聞かれました。
製品の特長
安定性と耐久性に優れたジオデシック構造を採用した大型ドームシェルター。大人が立って歩けるほどの広々とした室内空間を誇り、多彩なレイアウトを楽しむことができる。別売りのインナーテントを取り付けて寝室を作ることも可能。さらに、8つのベンチレーションや、冷気や虫の侵入を防ぐためのインナースカートを搭載するなど機能が充実。オールブラックのクールなフォルムも、多くのキャンパーから支持を集めているポイント。
その他の審査員のコメント
- ブランドイメージを崩さないブラックが魅力。両サイドから入れるところも◎（猪野）
- ファスナーやカラビナなど、細かいパーツにこだわりを感じる（青木）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【３】ミニマルワークス『GROTTO』
ノミネート優秀品、3つめにご紹介するのはミニマルワークス 『GROTTO』です。バランスの良い評価を得た本製品は、前室の広さを推すコメントが多数。本審査にはチャコールが参戦しましたが、オリーブやタンのカラーバリエーションも魅力。
製品の特長
高級感漂うスタイリッシュなデザインが特徴的な、2〜3人用トンネル型テント。1人で設営できる点は、子どもから目が離せないファミリーキャンパーに便利。また、グロットメッシュドアを使えば、虫の侵入を防ぎながら開放的なリビングを構築可能。インナーテントにTC素材を採用し、小物入れポケットや出入口を複数作るなど、利便性へのこだわりが散りばめられている。
その他のコメント
- インナーのTC素材の質感が良い（大西）
- 冬でも暖かく過ごせそう！（こいし）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【４】ogawa『ピレウス』
ノミネート優秀品4つめは、ogawa『ピレウス』です。個性的なルックスに目が行きがちなテントですが、居住性の良さも大きな特徴。設営方法や張り方のアレンジも含め、審査員の目を引くのに十分な魅力を備えたアイテムです。
製品の特長
アウタークロスポールを使った吊り下げ式テント。ポールがテントの外にあるため、広々とした室内空間が広がる。室内高は2m以上と居住性に優れ、大人の移動や着替えもスムーズ。火の粉や水に強く、遮光性にも優れたTC素材を採用し、オールシーズンのキャンプに対応。インナーテントを取り外して、シェルターやカンガルースタイルを楽しむなど幅広い使い方が可能。
その他のコメント
- 入り口のポールが台形で、ワンポールの屋根の狭さを解消している（こいし）
- デザインにオリジナリティがあって良い（青木）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【５】チャムス『ブービースクエアテント4』
チャムス『ブービースクエアテント4』も、ノミネート優秀品として存在感を発揮しました。
審査員のほとんどが可愛らしい見た目に言及。他のテントとは一線を画す個性的なデザインだけでなく、居住性の高さや設営のしやすさでもポイントを獲得しました。
製品の特長
チャムスらしいカラーリングとレトロな見た目が魅力のスクエア型テント。4隅にポールを配置したシンプルな構造のため、初心者でも設営しやすい。また、テントの端まで高さを確保した室内は、移動や着替えがしやすく居住性抜群。キャノピーを跳ね上げてリビングスペースを拡張し、多彩なサイトレイアウトを楽しむこともできる。入り口上部には、チャムスの合言葉「HANG WITH YOUR CHUMS」の文字も。
その他の審査員のコメント
- ポケットの高さやインナーテントを外せる点など、コット泊にも良さそう（野毛）
- 家みたいで安心感がある。テント＝ドームや三角のイメージがあるが、自由を感じる（猪野）
ファミリーテント部門：ノミネート優秀品【６】ロゴス『プレミアム エーコン PANEL EVER DOME L』
ノミネート優秀品の最後に登場するのは、ロゴスの『プレミアム エーコン PANEL EVER DOME L』。「PREMIUM LINE」として展開されている本製品は、企画性や市場浸透性で高い評価を獲得。居住性や使用感など、コンセプトに違わぬ機能を称賛するコメントが相次ぎました。
製品の特長
ファミリーでゆったりと使える大型2ルームテント。どんぐり型のエーコンフレームを採用することで壁面を押し上げ、高さ220cmの広々とした空間を実現した。LOGOS独自の機能「PANEL SYSTEM」や「デビルブロックEX」はもちろん、巻き上げ可能なフルマッドスカートを搭載するなど、オールシーズン快適なキャンプをサポートする機能が充実。
その他のコメント
- 遊び心があるプリントと和を表現したカラーリングが日本っぽくて好き（猪野）
- キャノピーを車に連結させやすく、アメリカのような大きなスケールを感じる（こいし）
趣向を凝らした一級品ばかりのファミリーテント部門！あなたはどの幕を選ぶ？
激戦を制してファミリーテント部門の頂点に輝いたのは、Alpen Outdoorsの『AOD-4』でした！
惜しくも受賞を逃した製品たちも、それぞれのコンセプトや特徴を持った名作ばかり。用途やキャンプスタイルによって、魅力を感じるポイントは異なることでしょう。
各アイテムに対する審査員の評価やコメントを改めてチェックして、ぜひご自身のテント選びの参考にしてくださいね！
そして、『キャンプ大賞2024』の結果発表はどんどん続きます！次回は「ソロ・デュオテント部門」の結果をお届けするので、楽しみにお待ちください！
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