猫がふにゃ～ん♡と甘えたいときの5つのサイン　心を許している人にしか見せない貴重な姿！

1.へそ天ポーズ（お腹を見せる）

猫が、大好きな飼い主や信用している人にしか見せない「へそ天」のポーズ。ゴロンと仰向けになってお腹を見せてくれるという、なんとも無防備で可愛らしいサインです。

お腹は猫の急所であり、少しでも襲われる危険性がある場所や警戒心を抱いている相手の前では絶対に見せることはありません。

攻撃されることがないと安心しきっているからこそのサインなので、猫と良い関係が築けている証拠です。

ただし、お腹を見せてくるからといって、必ずしも撫でて欲しいわけではないよう。触ると抵抗される場合もあるので、様子を見ながらスキンシップをはかってみてください。

足元に体をスリスリしてきたりゴツンと頭突きをしてきたりするのは、猫の独占欲からくる「かまって〜！」のサインです。

独占欲というのは、スリスリや頭突きが飼い主に自分のにおいをつけるマーキングの意味合いを持っているため。

外から帰宅した時やお風呂に入った後など、猫以外の他のにおいがついている場合にも見られる行動で、「飼い主は自分のもの」と主張する猫なりの愛情表現の一種なのです。

優しく声をかけながら、スリスリしてきた部位や頭をなでてみると喜んでくれるでしょう。

猫の世界では、じっと目をそらさずに合わせ続けるという行為は喧嘩を売っている（威嚇）という認識になってしまうのだそう。

そこで、猫が「自分には敵意はないよ」と表すために取る行動が、ゆっくりとまばたきをすること。

目が合った時に愛おしそうに両目を細めてくれるのは、飼い主に対して安心感を抱いている証拠なので、こちらも同じようにゆっくり目を細めると愛情が伝わるでしょう。

子猫のように甘えたい気持ちになっている時やリラックスしている時に見られるので、ゆったりとスキンシップをはかって甘えさせてあげましょう。猫と一緒にまったりするのも良いかもしれませんね。

猫が毛布やクッションなどの上で前足を動かし、丹念にふみふみするのを見たことがあるという方もいると思います。

このふみふみする行動は、子猫時代にお母さんの母乳を出すために行っていた名残と言われていて、母猫のぬくもりや安らぎを思い出していたり、飼い主のそばにいるのが嬉しいと感じたりというような時に見られる行動です。

飼い主やお気に入りの物へのマーキングや、寝る前のルーティンとしてふみふみしていることもあります。

なお、すべての猫がふみふみするわけではありませんが、猫が快適な生活を送れているというひとつの指標になるでしょう。

喉をゴロゴロと鳴らす行動は、猫ならではの愛情表現・甘えのサインとして広く知られています。飼い主との触れ合いを喜ぶ気持ちや、幸せを感じていることを表しているのです。

もともとは子猫が母猫とコミュニケーションを取るのに備わったといわれている習性で、母乳をもらいたい時にゴロゴロ喉を鳴らすと、母猫に自分のいる場所を伝えられるのだとか。

成猫になってからは、機嫌が良い時やなにか要求がある時などにゴロゴロ音を出したり、ここまでに紹介してきた4つの行動と組み合わせている場合もあります。

猫の様子や表情などをよく観察して、要求に答えたり甘えさせたりして安心感を与えましょう。

今回は、猫が心を許した人にしか見せない『甘えたい時』のサインを5つご紹介しました。

これらは飼い主に対する愛情を表してくれている行動で、猫なりの信頼の証です。

今回紹介した行動のほかにもたくさんのサインがありますので、愛猫がどんな行動で甘えたい気持ちを表しているかチェックしてみてください。猫からの愛情を受け取って、素敵な時間を過ごすことができるはずですよ。