北海道警北見方面本部の50代の監察官室長が13日夜、泥酔状態で北見市内の温水プール施設を訪れ、警察に保護されていたことが分かりました。
北海道警によりますと、13日夜、泥酔状態で保護されたのは、北海道警北見方面本部の50代の監察官室長です。
監察官室長は、休みだった13日夜8時半ごろ、北見市内の市民温水プール施設を一人で泥酔状態で訪れ、裏口の扉を「開けろ」などと言って叩きました。
その後、正面玄関から建物内のロビーに入りましたが、施設の職員と会話が成り立たない状態だったため、職員が、酔っ払った男性がいるなどと、110番通報しました。
施設の関係者によりますと、監察官室長は訪れたとき、靴下にスパッツ姿で、靴やズボンをはいていなかったということです。
駆けつけた警察官が、閉館時間を過ぎた夜9時半ごろに、監察官室長を保護しました。閉館時間直前のできごとで、プールの利用客もその様子を見ていたということです。施設のそばでは、脱いだとみられる靴やズボン、ネクタイなどが見つかりました。
北海道警によりますと、監察官室長は、警視で、3月25日付で着任したばかりでした。
北海道警本部監察官室は「事実関係を調査中」としています。