北九州市八幡西区に住む40代の男性が、LINE上に掲載された広告へのアクセスをきっかけに、嘘の投資話で3800万円あまりを騙し取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、北九州市八幡西区に住む40代の男性は1月、LINE上に掲載されていた投資に関する広告をクリックしたところ、実在する外資系会社の社員を名乗る人物らと知り合いました。
男性は、投資で稼いでいるとする者たちが集まるLINEグループに招待され、投資話を持ち掛けられました。
信用した男性が指定された口座に多いときで1000万円を振り込むと、架空のアプリ上では資産が増えたということです。
男性は今月10日までに10回にわたって計3832万1250円を振り込みましたが、出金できないことを不審に思い、警察に相談したところ、詐欺被害が発覚しました。
折尾署管内では、今年に入って3月までに嘘の投資話による詐欺被害を4件確認していて、SNS上の投資話は詐欺の可能性が高いと注意を呼びかけています。