静岡県知事選 県議会第2会派が立候補予定者と面談 推薦について結論持ち越し

知事選への出馬を表明した大村慎一氏と鈴木康友氏。県議会第2会派の「ふじのくに県民クラブ」が2人と面談をしました

15日、知事選への出馬を表明した前浜松市長の鈴木康友氏。一夜明け、鈴木氏の姿は県議会にありました。

林輝彦アナウンサー:
「午前10時です。前浜松市長の鈴木康友氏がこれから控室に入ります。政策などについて、ふじのくに県民クラブがヒアリングを行います」

川勝県政のもとで与党だった県議会第2会派の「ふじのくに県民クラブ」。鈴木氏は所属県議たちとの面談に臨みました。

ふじのくに県民クラブ 田口会長:
「今回の思いをぜひこの場で述べていただければと思います。よろしくお願いします。今日は大変お忙しい中ありがとうございました。(康友氏ぺこり)」

面談時間は40分以上に渡りました。

鈴木康友氏:
「中部、東部、西部、地域の特性に応じたどういう施策をするのかということとか、川勝県政を継承するのかしないのか、そうしたご質問をいただきました。」

鈴木氏の面談が終わると、続いてやってきたのは、元副知事の大村慎一氏です。

大村慎一氏:
「心を研ぎ澄ませて、お話を伺ってお答えしたい」

林輝彦アナウンサー:
「午前11時を少し過ぎたところです、元副知事の大村慎一氏がこれからふじのくに県民クラブのヒアリングに向かいます」

関係者によると、川勝県政を支えてきたふじのくに県民クラブ内には、鈴木氏と大村氏、それぞれを支持する県議がいるということです。

大村氏も40分以上の面談となりました。

大村慎一氏:
Q川勝県政を継承するかどうかについて聞かれたと思いますが?

「その政策の進め方という点で、手法に置いて非常に今行き詰った所があるという趣旨を申し上げました」

Q継承はしない方向で考えている?

「政策についてはあれですが、今の県政の手法、進め方についてはもう継承しないということです」

その後、会派側も会見を開きました。

ふじのくに県民クラブ 阿部卓也副会長:
「結論から言うと、いずれ劣らぬ、素晴らしい候補予定者でおられて、内容もお人柄もいずれ劣らぬ素晴らしい候補予定者でありました」

ふじのくに県民クラブ側は推薦について、16日は結論がまとまらず、17日に再び集まって議論を続けるとしています。

© 静岡朝日テレビ