【ソフトバンク】セーブ失敗のオスナが悔しさにじませる「開幕から本調子じゃない…申し訳ない」

ソフトバンク・オスナ

ソフトバンクは17日の日本ハム戦(エスコン)に延長12回の激闘の末、4―4の引き分け。2―2で迎えた11回に中村晃の適時打などで2点を勝ち越したが、その裏にロベルト・オスナ投手(29)が二死から痛恨の同点2ランを被弾。絶対守護神が今季初のセーブ失敗で白星を逃し、チームは開幕6カード目にして初の負け越しとなった。

試合後、オスナは「開幕からあんまり本調子じゃないことは自分でも分かっている」と現在の自身の状態を語った上で「今日の結果に関してはチームメートに申し訳ないと思っている。やっぱり野手のみんなが初回から9回、11回までプレーしてくれた中で最後をしっかり抑えることが仕事だけど、それができていないのは申し訳ない。練習してやり返さないといけない」と悔しさをにじませた。

かつて、メジャーでセーブ王にも輝いた右腕。クローザーの重責を知る男は結果への責任を背負いつつ、次戦に向けて力強くファイティングポーズを取った。

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