21試合目で今シーズン初の完封負けを喫した。
現地４月17日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でワシントン・ナショナルズと対戦。大谷翔平は「２番・指名打者」でスタメン出場し、４打数３安打の猛打賞をマークしたが、チームはわずか５安打に封じられ０対２で敗北。同球団との３連戦は負け越し、12日からスタートした６連戦は２勝４敗と黒星が先行した。
２点を先制された初回、大谷は第１打席で相手先発ジェイク・アービンの内角寄りに入ったカットボールをライト前に弾き返すヒット。続くフレディ・フリーマンが四球を選んで１死一、二塁と一発が出れば逆転だったが、得点にはつながらず。
３回の第２打席は左飛、２点ビハインドのまま迎えた３度目の打席は外角の緩いカーブにうまくバットを当てる右前打。これで２試合連続の複数安打をマークした。
だが、この日はナショナルズのアービンが快投を見せる。６回までドジャース打線をわずか４安打、６奪三振、与四球１、無失点とほぼ完璧に抑える。
なんとか同点に追いつきたいドジャースだったが、８回裏も相手３番手ハンター・ハービーの前に簡単に２アウト。大谷の一発に期待が集まるなか、背番号17はカウント2-2から外角の速球を叩き中安打。この試合３安打と、沈黙する打線のなかでひとり気を吐いた。
ドジャースは９回も三者凡退に抑えられ、ゲームセット。大谷にホームランは生まれず、松井秀喜氏を超えるMLB日本人最多本塁打記録は５試合連続で持ち越しとなった。
構成●THE DIGEST編集部
