KBC初のバスケ・Bリーグ中継! 麒麟・田村がRZ福岡最終戦でゲスト解説者に

4月21日、KBC九州朝日放送では「やずや presents ライジングゼファー福岡シーズン最終戦」(午後1:55、福岡ローカル)を放送。同局では、初めてバスケットボールのBリーグを中継する。ゲスト解説に麒麟・田村裕を迎え、福岡市の照葉積水ハウスアリーナで行われるB2リーグ2023-24シーズン最終戦のライジングゼファー福岡(以下・RZ福岡)とベルテックス静岡の一戦を伝える。

KBC九州朝日放送・総合編成局スポーツ部の酒井明宏プロデューサーは「KBCでは2020年から高校バスケットボールのウインターカップ福岡県予選決勝を中継しており、ニュース番組内で福岡の高校バスケの特集を組むなど、注目競技として取り上げてきました。昨夏のワールドカップで日本中の“バスケ熱”が大きく高まり、ウインターカップ全国決勝では“福岡対決”が実現。そんな中でプロバスケのRZ福岡の戦いに注目し、B1昇格を目指して奮闘するチームを、地域の皆さんと一緒に応援する一助としてテレビ中継を編成しました」と経緯を語る。

また、中継を担当する久保田真之ディレクターは「高校バスケの中継で培ったノウハウをプロバスケ中継でも生かして番組を構成します。ゲスト解説には芸能界屈指のバスケ好きで知られる田村さんを招へいし、持ち前のあふれ出す“バスケ愛”と豊富な知識で、プレー解説のみならず、競技の面白さやRZ福岡の魅力を語っていただく予定です」と説明する。さらに、同局の情報番組にも出演中で“福岡のタレント界No.1バスケプレーヤー”を自称するジェフ太郎をリポーターに起用。「185cmの長身を生かして高校時代にバスケへ青春をぶつけた彼が、コートサイドから経験者目線のリポートで中継を盛り上げます」と付け加えた。

昨シーズン20勝40敗と負け越したRZ福岡は、新戦力8人が加入。福岡大学附属大濠高校出身の寒竹隼人キャプテンを筆頭に、司令塔の兒玉貴通選手(福岡県立宗像高校出身)や、重冨周希選手(福岡第一高校出身)ら“バスケ王国・福岡”が生んだ選手たちを中心として“B1昇格”へスタートを切った。すると、シーズン序盤に10連勝を記録するなど好調をキープ。4月15日時点でB2リーグ西地区2位となり、6年ぶりにB1昇格をかけたプレーオフ進出を決めている。一方、対戦相手の静岡は同時点でプレーオフへ進出できるかどうか、ワイルドカードのボーダーライン上にあり、負けられない試合となりそうだ。

酒井プロデューサーは「“バスケ王国”と呼ばれる福岡のプライドを懸けて悲願のB1へ! バスケ熱の高いブースター(チームの熱狂的ファン)の前でシーズン最終戦を勝利で飾り、“B1昇格”へ弾みをつける一戦となるか。RZ福岡の選手たちがコートで躍動する姿にご注目ください」と見どころを添えた。

「やずや presents ライジングゼファー福岡シーズン最終戦」の放送は、最大午後4:30まで延長予定。実況は同局の居内陽平アナウンサーが務める。

© 株式会社東京ニュース通信社