佐伯市の錦寿司が2年ぶりに営業再開 記念式典で関係者、大きなネタに舌鼓【大分県】

ネタの大きさが人気を呼んだ錦寿司のすし=佐伯市日の出町
復活した錦寿司の前でテープカットする関係者

 【佐伯】佐伯市日の出町の「錦寿司(ずし)」が15日、2年ぶりに営業を再開した。記念式典が同所であり、関係者約40人が名物の大きなネタで知られる老舗の復活を祝った。

 錦寿司は新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し、2022年に閉店。米沢観光園(宇佐市、米沢哲也社長)が経営に乗り出した。

 式典で米沢社長と田中利明佐伯市長があいさつし、テープカット。佐伯商工会議所の谷川憲一会頭の発声で乾杯し、全員ですしを味わった。

 米沢社長は「多くの人に喜んでもらえる店を目指し、佐伯市を盛り上げていく」と話した。冷凍すしの輸出事業にも取り組む。

 営業時間は午前11時から午後3時。夜の営業(予約制)は体制が整い次第開始する。定休日は毎週水曜。

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