役所広司主演『八犬伝』渡邊圭祐・板垣李光人・水上恒司ら“八犬士”&最大の敵役に栗山千明が決定!

映画『八犬伝』ティザービジュアル(C)2024『八犬伝』FILM PARTNERS.

役所広司主演映画『八犬伝』より、渡邊圭祐板垣李光人水上恒司栗山千明ら9名の新キャストが発表。併せて、特報、ティザービジュアル、場面写真が解禁された。

本作は、山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を映画化。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く“虚”パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた“実”パートがシンクロする、エンターテインメント作品だ。

江戸時代の人気作家・滝沢馬琴は、友人の絵師・葛飾北斎を前に構想中の物語を語り始める。里見家の呪いと戦うために八つの珠を持つ八犬士が運命に導かれるように集結し、過酷な旅に出る物語だ。馬琴の紡ぐ物語に引き込まれた北斎は、物語の続きを聴くために事あるごとに馬琴の元を訪れ、2人の奇妙な関係が始まる。

その連載は「悪が蔓延(はびこ)る世の中だからこそ完全懲悪を貫く」という馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経て、遂にクライマックスに迫った時、馬琴の目が見えなくなり始めてしまう。完成が絶望的な状況の中、義理の娘から意外な申し出が。果たして、物語は完結するのか―。

失明しながらも『八犬伝』の物語を28年の歳月をかけて書き上げた主人公の作家・滝沢馬琴を演じるのは、役所広司。馬琴を見守り続ける親友の絵師・葛飾北斎を、内野聖陽が演じる。さらに“虚”パートで八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶ。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦

この度、里見家にかけられた呪いを解くため引き寄せられる八犬士と、八犬士の最大の敵である玉梓を演じる新キャスト9名が明らかに。

八犬士・犬塚信乃を渡邊圭祐、犬川壮助を鈴木仁、犬坂毛野を板垣李光人、犬飼現八を水上恒司、犬村大角を松岡広大、犬田小文吾を佳久創、犬江親兵衛を藤岡真威人、犬山道節を上杉柊平が演じる。そして里見家を怨み、その怨念で里見家を祟る玉梓に、栗山千明が決定した。

特報は、筆を握る馬琴に「あんた、何で戯作を書いているんだ?」と盟友・北斎が尋ねるセリフから始まる。続いて、運命に翻弄される八犬士の戦いをダイナミックな映像で捉えた八犬伝【虚】の世界と、その物語を生み出した馬琴の創作の神髄に迫る【実】の2つの世界の映像が交錯する。最後は「どうしてもやり切らねばならぬことがあるんだ」と、生涯をかけて「八犬伝」を書き上げることに執念をにじませる馬琴のセリフで幕を閉じる。

なぜ馬琴は、「八犬伝」に生涯を捧げたのか。馬琴の創作の裏に隠された真実と奇跡の実話、そしてかつてないスケールで描かれる八犬士の壮大な戦いに期待が高まる映像となっている。

ティザービジュアルは、馬琴が思い描く世界で、八犬士がエネルギッシュに躍動する様を描いたもの。

場面写真は4点。馬琴や北斎の姿のほか、城爆発シーンなどを切り取っている。

映画『八犬伝』は、10月全国公開。

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