“めるる”『くる恋』が視聴者衝撃のどサスペンス展開に タレントパワーランキング急上昇3位俳優の抜群存在感

“めるる”こと生見愛瑠(C)ピンズバNEWS

4月16日、“めるる”こと生見愛瑠(22)主演の連続ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系/夜10時~)の第2話が放送され、ドラマファンの間で話題になっている。

『くる恋』は、階段から転落して記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、恋の相手と本当の自分を探す物語。元恋人、唯一の男友達、運命の相手を自称する3人の男性が現れるが、全員何かを隠していて――というラブコメミステリー作品である。

【※以下、『くる恋』第2話までのネタバレを含みます】

「第2話は3人の男性の、特に宮世琉弥さん(みやせ・りゅうび/20)演じる板垣律に焦点があてられた回でした。

律は、若くして年商20億円のアプリ制作会社のイケメン社長。彼だけはまことの元恋人・西公太郎(瀬戸康史/35)、男友達の朝日結生(神尾楓珠/25)と違い、記憶喪失前のまことと面識がなく、第1話で偶然出会って彼女に一目ぼれ。猛烈にアプローチをかけて――というドラマが表向きには展開されているのですが、第1話ラストの時点で“スマホの待ち受け画面がまこととのツーショット”という矛盾する描写があった。そこに来て第2話終盤での衝撃展開が、視聴者を驚かせています」(テレビ誌編集者)

第2話の終盤、第1話で運命の出会いとして描かれていた“子どものために木に引っかかっていた風船を取ってあげようとする律”は完全に仕込みだったことが明らかとなったのだ。子どもはカネで雇ったエキストラ。まことと出会ったタイミングも偶然ではなく、彼女と同じ会社で働いていた派遣社員・松永(菊池亜希子/41)の協力でスケジュールを把握していたのだ。

また、記憶喪失を機に生き方も変えたまことは、松永を助けるために会社を辞めているのだが、それに対しても律は「まことさん、ホントはそういうバカなことしない人なんだけどなー」「大丈夫。僕は彼女を幸せにしたいんだから」と意味深に微笑み、以前からまことと面識があったことが第2話で確定した。

■タレントパワーランキング急上昇3位俳優の実力発揮

律(宮世)がまこと(生見)に見せていた表向きの表情と、薄暗い社長室で浮かべていた怪しい笑みとのギャップ、さらに、公太郎(瀬戸)と結生(神尾)にも何か秘密があることが示唆されており、

《ふわふわした恋愛ハーレムドラマに見せかけてどんどんサスペンスじみてる展開なの面白い》
《この優しいくて可愛い好印象な犬系年下男子律くんは何処!?大学生で企業して年収どころかお金使って人動かしてるとか想像以上に律くんがブラックで終始叫んでたよ》
《ミステリー要素が出てきて律くん怖!って思ったけどやっぱ演じてるりゅびがかっこよすぎるし可愛すぎて一生悶絶》

と、『くる恋』の突然のサスペンス展開と、第2話でその中心にいた律を演じる宮世の演技にX(旧ツイッター)は大いに沸いたのである。

「宮世さんは連続ドラマでの主演こそありませんが、2019年から多くの作品に出演していてメインキャストへの起用も多い。その確かな演技力や甘いルックスから、注目度が非常に高い俳優として人気上昇中ですよね」(前出のテレビ誌編集者)

宮世は、2022年に細田佳央太(22)主演の『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系/1月期)、高橋ひかる(22)主演の『村井の恋』(TBS系/4月期)、高橋メアリージュン(36)主演の『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(TBS系/10月期)、本田翼(31)主演の『君の花になる』(TBS系/10月期)と、4本の連ドラにメインキャストで出演。

『日経エンタテインメント!』(日経BP社)が毎年発表する「タレントパワーランキング」では、23年に男優急上昇3位にランクイン。男性視聴者が多い『闇金サイハラさん』出演の影響で、男性ファンも増えたという。

「宮世さんは、本田さん主演の『君の花になる』で男性アイドルグループ8LOOM(ブルーム)のメンバーだったり、『村井の恋』では“主人公が好きな乙女ゲームの推しキャラ似の生徒”だったりと、劇中でも特別なイケメンとして描かれることも多い。

『くる恋』でも単にイケメンなだけではなく、実に怪しい二面性も上手に表現していて、存在感は抜群です。 “めるるの連ドラ初主演作”という話題性に加え、想像外のミステリー展開にドラマファンは沸いています。その中心にいる宮世さんは、『くる恋』で俳優としてさらにステップアップしそうですよね」(前同)

3月15日公開の原菜乃華(20)とのダブル主演映画『恋わずらいのエリー』で、初の“主演作”も得た宮世。『くる恋』で、ますます存在感を増していくことになりそうだ――。

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