仙台・八木山ベニーランドで遊具の装飾物が落下 けが人は無し 12日

仙台市太白区の八木山ベニーランドで、12日に遊具の運転中に装飾物が落下する事故がありました。けがをした人はいませんでした。

八木山ベニーランドによりますと、12日に運転中のアトラクション海賊船パイラットの中央部にあるマストが折れ、幅2.5メートル高さ2.7メートルの人形の装飾物が客席に落下しました。

パイラットには親子2人が乗っていて、装飾物は2人の近くに落ちましたがけがはありませんでした。

パイラットは左右に最大75度揺れるアトラクションで、経年劣化によりマストの上部を固定していた鉄製のパイプの一部が破断していました。

装飾物の点検は目視で月1回行われていましたが、破断した場所は見えにくく気付くことができなかったということです。

八木山ベニーランド八木充幸園長「この度はお客様にご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ございませんでした。なお気を引き締めて安心してご利用いただけるようにしていきたいと思います」

八木山ベニーランドは、仙台市に事故を報告し対策が終了するまでこの遊具の運転を休止するとしています。

© 株式会社東日本放送