福岡県田川市で、市内の中学校に通う生徒が自殺し、教育委員会が、18日、重大事態として調査する方針を固めました。
学校は、事前にいじめを把握していたとみられています。
田川市教育委員会によりますと今月5日に自殺した中学生は、去年11月から不登校気味で学校は、いじめが原因となった可能性を把握していましたが、市教委に報告していませんでした。
市教委と学校は「学校の対応に落ち度があった」として16日、遺族に謝罪しました。
市教委は「早期に対応していれば結果が変わったかもしれない」としています。
今後、第三者委員会を設置し、いじめの有無や当時の学校の対応など、「重大事態」として調査する方針です。
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