1日遅ければ600万円… 小祝さくらが“プロアマ戦”でホールインワン

小祝さくらがプロアマ戦でエース達成(撮影/内山孝志朗)

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 事前(18日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡)◇6494yd(パー71)

大会期間中、達成者全員に贈られるホールインワン賞600万円がかかる17番(パー3/154yd)で、小祝さくらがエースを達成。会場大盛りあがり、本人大喜びと思いきや…開幕前日のプロアマ戦での出来事だった。

1日遅ければ賞金600万円だった…(撮影/内山孝志朗)

ツアーでは2018年「バンテリンレディス」の初日以来、プライベートラウンドも含めると「3回目くらい」というスーパーショット。打ち上げで6番アイアンを振り抜き、カップインの瞬間は見えなかったという。

ちょっぴり落ち込んでいるかと思いきや、「ああいうふうに打ったら入るっていうのがきょう分かったので、良いイメージがついた。あしたからもこういう感じでプレーしたい」とクールな表情で振り返った。

大会初制覇を狙う(撮影/内山孝志朗)

今週の舞台、川奈ホテルGC富士コースはシーサイドコース。相模湾からの海風に加え、アンジュレーションのきついフェアウェイ、ツアーでは珍しい芝目の強い高麗芝グリーンが特徴だ。「高麗グリーンは苦手意識があるけど、この週のパターは別物と捉えて深く考えすぎず」。過去出場した5大会はいずれも予選通過。最高成績も3位(21年)と相性は悪くない。

「このコースはパッティングに大きく左右される。細かく考えても入らないので『大体で打つ』っていうのを意識して、入らなくても気にせずイメージを大事にやっていきたい」。力みのない小祝スタイルを心がける。(静岡県伊東市/内山孝志朗)

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