双日、ジャカルタ都市高速鉄道 南北線 延伸区間のシステム・工事受注

ジャカルタ都市高速鉄道会社と双日の契約締結式の様子 2024年4月17日

総合商社 双日は2024年4月17日、インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州が出資するジャカルタ都市高速鉄道(PT Mass Rapid Transit Jakarta:MRT)より、地下鉄 南北線の延伸工事における、鉄道システム一式・軌道工事を受注・契約締結したと発表しました。工事の契約金額は約450億円、契約工期は着工後75か月を予定しています。

この工事は、ジャカルタ中心部のBundaranHI(ブンダラン エイチアイ)〜Kota(コタ)間までの7駅、約5.8kmを延伸するもので、双日は電車線、受配電設備、信号・通信設備、ホームドア、軌道等の設計・調達・施工を行います。

ジャカルタ都市高速鉄道は、インドネシア初の地下鉄路線として2019年に南北線を開業。当時、同区間のトンネル建設を清水建設や大林組などからなる日本の共同企業体が担当しました。

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