中国吉林省、23~24年スノーシーズンの国内観光客数2.2倍

中国吉林省、23~24年スノーシーズンの国内観光客数2・2倍

ライトアップされた長春氷雪新天地。(2023年12月12日、小型無人機から、長春=新華社記者/顔麟蘊)

 【新華社長春4月18日】中国吉林省文化・観光庁はこのほど、2023~24年のスノーシーズンに同省が受け入れた国内観光客(速報値)が前年同期比2.2倍の延べ1億2500万人、国内観光客による観光収入が2.4倍の2419億元(1元=約21円)となり、ともに過去最高を更新したと明らかにした。

 同省が重点モニタリング対象とするスキーリゾート9カ所を訪れたスキー客は前年同期比47.9%増の405万人、スキー客の受け入れによる収入は37.1%増の16億4700万元だった。省内のスキー場の観光客受け入れ数は1日あたり最大15万人と25.0%増えたほか、氷雪遊園地は158カ所と68.0%増加した。

 同省は「氷雪消費クーポン」を省から3500万元分、各市(自治州)から3638万元分発行した。オンライン旅行会社(OTA)大手の携程集団(トリップドットコムグループ)によると、2023~24年スノーシーズンにおける吉林のホテル宿泊業務の売上高は前年同期比89.1%増、航空券手配業務は73.2%増、リゾート手配業務は3.7倍、入場チケット手配業務は81.5%増となった。 

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