仁井優花がハワイで全米女子オープン切符獲得 とんぼ返りで「フジサンケイレディス」に出場

ハワイ会場で全米女子オープン地区予選を突破した仁井優花※写真は3月「明治安田レディス」(撮影/中野義昌)

今季女子メジャー第2戦「全米女子オープン」(5月30日開幕/ペンシルベニア州・ランカスターCC)の地区予選会が16日、ハワイ島のザ・ビレッジコースatワイコロアで行われ、仁井優花がメジャー初出場を決めた。

予選会は米国23会場のほか、日本、カナダ、ドイツで行われ、ハワイでは35人が出場。1日36ホール競技で、仁井は第1ラウンドを6バーディ、ボギーなしの「66」、第2ラウンドも7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。通算12アンダーで並んだアン・バンダム(オランダ)とプレーオフになり、3ホール目で競り勝ち、35分の1という狭き門を突破した。その後、日本にとんぼ返りする強行軍で、19日から「フジサンケイレディス」に出場する。

村田理沙が3位で終え、バンダムとともに「補欠」となった。

仁井は大阪府東大阪市生まれの21歳。2021年の国内ツアーのプロテストに櫻井心那、竹田麗央らと合格した。昨年は優勝こそなかったものの「樋口久子 三菱電機レディス」の2位などトップ10に8回入り、メルセデスランキング27位で初のシード権を獲得。

日本での地区予選会は「フジサンケイレディスクラシック」最終日翌日の22日(月)に千葉県の房総CC 房総ゴルフ場で実施される。

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