駐日パキスタン大使 人材交流の推進へ 群馬・山本知事と会談

去年3月に就任したパキスタンの駐日大使が群馬県庁を訪れ、人材交流の推進に向け山本知事と意見を交わしました。

山本知事のもとを訪れたのは、パキスタン・イスラム共和国のラザー・パシール・ターラル駐日大使です。ターラル大使は、アジアやヨーロッパの大使館での勤務が長い外交官で、去年3月に駐日大使に就任しました。

山本知事は「経済発展のために外国人材の活躍は不可欠。県としても多文化共生に積極的に取り組んでいます。パキスタンとの友好関係が広まることに期待します」とあいさつしました。

これを受け、ターラル大使は、パキスタンが多言語国家で語学に堪能な国民が多いことを紹介し、「農業や製造業の分野でパキスタンの人材が役に立つと思います」と今後の人材交流に期待を示しました。

このあと記念品の交換も行われ群馬県からはテーブルの中央に敷く桐生織の布が、パキスタンからはウールで織られた絨毯が贈られ、両国の交流促進を確認しました。

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