国民スポーツ大会 群馬・山本知事「時代に合わせコンパクトに」 存廃で議論に

開催自治体の負担が大きいとして、存続・廃止の議論が起きている国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)のあり方に関し、山本知事は18日の会見で「時代にあったコンパクトな形に見直されるべき」との考えを示しました。

国民スポーツ大会の在り方を巡っては、今月8日、全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事が廃止に言及して以降、「開催地の負担が大きい」などと存続・廃止について議論が起きています。

山本知事は18日の会見で「時代にあったコンパクトな形に見直されるべき」との考えを示しました。そして、2029年に群馬県で開かれる国スポについては、大規模な施設整備や県外出身の選手を呼び込むといった従来の方法は取らず、「コンパクトな国スポにしていきたい」と話しました。

「群馬県のあかぎ国体もあったのですが、あの頃とやっぱり今は全然状況が違う。群馬モデルとして新しい時代に合ったコンパクトな国スポをしっかり実現することが大事だと思います。」(山本知事)

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