2021年度に埼玉県さいたま市の公立小学校で、児童がいじめを受けて不登校になった問題で、さいたま市は再調査するための、第三者委員会を設置し、18日夜、初会合が開かれました。
委員会のメンバーは、大学教授と公認心理師、弁護士2人の合わせて4人です。
市によりますと、市内の小学校に通っていた当時2年生の児童は2020年度に同級生からいじめを受け、2021年度から不登校になりました。
こうした状況を受け、学校は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に当たるとして第三者委員会を設置しました。
そして、去年5月に調査結果をまとめた報告書を市の教育委員会を通して、清水市長に提出しました。
一方、調査が不十分などとして児童と保護者が再調査を求めていました。
18日は、これからの方針などが話し合われ、今後、さらに詳しい調査を行うことにしています。